西武・そごうのe.デパートで「2016/」という世界で活躍するデザイナーと有田焼のコラボブランドが出ていましたので紹介します。
オムニ7 - 西武・そごうのe.デパート|2016/ 通販より
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- 16組のデザイナー
- 柳原 照弘(Teruhiro Yanagihara / 日本)
- スタジオ・ウィキ・ソマーズ(Studio Wieki Somers / オランダ)
- ショルテン&バーイングス(Scholten & Baijings / オランダ)
- クリスチャン・メンデルツマ(Christien Meindertsma / オランダ)
- タフ(TAF / スウェーデン)
- サスキア・ディーツ(Saskia Diez / ドイツ)
- クリスチャン・ハース(Christian Haas / ポルトガル)
- インゲヤード・ローマン(Ingegerd Råman / スウェーデン)
- ステファン・ディーツ(Stefan Diez / ドイツ)
- レオン・ランスマイヤー(Leon Ransmeier / アメリカ)
- トーマス・アロンソ(Tomás Alonso / イギリス)
- カースティ・ヴァン・ノート(Kirstie van Noort / オランダ)
- 藤城 成貴(Shigeki Fujishiro / 日本)
- クーン・カプート(Kueng Caputo / スイス)
- ビッグ・ゲーム(BIG-GAME / スイス)
- ポーリーン・デルトゥア(Pauline Deltour / フランス)
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16組のデザイナー
各デザイナーの作品で良いと思ったものを選んでみます。
柳原 照弘(Teruhiro Yanagihara / 日本)
1976年香川県生まれ。2002年TERUHIRO YANAGIHARA/ISOLATION UNITを大阪に設立。
「デザインする状況をデザインする」ことが重要であり、対話を通してクライアントが抱くイメージを創造していく、また理念を共有することを大切と考え、そのデザインの形式は建築、空間からプロダクトまで形を問わない。
スタジオ・ウィキ・ソマーズ(Studio Wieki Somers / オランダ)
ウィキ・ソマーズ(1976年オランダ)とディラン・ファン・デ・バーグ(1971年オランダ)は、Design Academy Eindhovenを卒業後、2003年よりStudio WiekiSomersの名でロッテルダムを拠点に活動。
国際的な評価を得て、多くの賞を受賞し、作品は世界各国のミュージアムで所蔵されている。
オランダ人デザイナーの”第二世代”とみなされており、“ダッチデザイン” 全体を国際的な評価につなげたデザイナーと評されている。
ショルテン&バーイングス(Scholten & Baijings / オランダ)
ステファン・ショルテン(1972年)とキャロル・バーイングス(1973年)により、2000年に共同設立。
彼らのデザインは、ミニマムで細部まで意識された完璧なディテールに特徴づけられる。
バランスのとれた色使い、伝統工芸の技術を取り入れた工業的な製法は典型的な”ダッチデザイン”ではなく、独自の新しいデザインを発表しながら、ギャラリーや美術館のコレクションデザインも手がける。
クリスチャン・メンデルツマ(Christien Meindertsma / オランダ)
2003年にDesign Academy Eindhovenを卒業後、ロッテルダムを拠点に活動。
主に美術館、公共事業、ギャラリーなどコミッションワークを手がけている。インテリアプロダクトから洋服やインスタレーションまで、コンセプチャルなアプローチで手がけている。そのコンセプトは、工業化で見えなくなってきたプロダクト製品の製造過程の理解を取り戻すこと。素材と製造過程、消費者の関係性をテーマに作品作りに取り組んでいる。
タフ(TAF / スウェーデン)
ガブリエラ・グスタフソン(1974年スウェーデン)とマティアス・ストールボム(1971年スウェーデン)により、2002年にストックホルムで結成された建築デザインスタジオ。建築からインテリアプロダクツを中心に数多くのデザインを手がける。建築やデザインの存在、そして機能がどれほど日常生活において主張し過ぎることなく効果的に影響するか、自身の普遍的な提案が特別な状況を生み出すかということを念頭に活動を続けている。
サスキア・ディーツ(Saskia Diez / ドイツ)
1976年ドイツ生まれ。金細工としての経験を積みデザイナーとしてのキャリアをスタート、いくつかのデザインスタジオを経て、自身のスタジオをミュンヘンに設立。2007年には自身のレーベルも立ち上げ、ジュエリーデザイナーとして国際的な評価を得ている。さまざまな材質からハンドクラフトで制作される作品は、ラグジュアリーな視覚的表現と同時に普遍性にも重点をおいている。
クリスチャン・ハース(Christian Haas / ポルトガル)
1974年ポルトガル生まれ。パリとミュンヘンを拠点に活動している。2001年には自身のレーベルもスタート。
Villeroy & Boch、Rosenthalなどドイツが世界に誇る高級ブランドのデザインに携わっている。
日常生活に深く関わるアイテムからアート作品まで幅広い分野のデザインを手がける中で、陶磁器やガラスのテーブルウエアは仕事の中心となっている。
インゲヤード・ローマン(Ingegerd Råman / スウェーデン)
1943年スウェーデン出身。スウェーデンで現在、最も優れたガラス・陶器デザイナーの1人。
1995年にはスウェーデン政府よりプロフェッサーの称号を授与。普遍的なデザインと計算されたシンプルなフォルムは多くの人に賞賛され続けている。「そのものが使われて初めて自分のデザインの価値が生まれる」という彼女の変わらぬ姿勢は、日本でも多くのファンを増やしている。
ステファン・ディーツ(Stefan Diez / ドイツ)
1971年ドイツ生まれ。2003年に自身のスタジオを設立。
家具、テーブルウエア、インダストリアルデザインや展示デザインまで手がける領域は広範囲に渡る。
素材と技術を徹底的に研究し、それらの限界と可能性を理解することに取り組み、クラシックエレガンスと完璧なクラフトマンシップの組み合わせが、素材から引き出される“正しい形”を見つけるための情熱を生んでいる。
レオン・ランスマイヤー(Leon Ransmeier / アメリカ)
1979年アメリカ生まれ。2008年にニューヨークに自身のスタジオを設立。
「人々にとって本当に意味のあるモノを創り出すたった一つの方法は、自分自身でモノを体験することしかない」という考えから、実践的なデザイナーとして試作段階からフルスケールのプロトタイプを制作している。
徹底的な追求、職人気質で創られるデザインは、国内外で高く評価されている。
トーマス・アロンソ(Tomás Alonso / イギリス)
1974年スペイン生まれ。RCA(イギリス)でMAを取得。
2006年にRCAの卒業生5名とOKAY studio結成。家具、ステーショナリーやテーブルウエアなどのプロダクトや店舗のデザイン、美術館などのコミッションワークを手がけている。第一に考慮するのは機能性や使いやすさ。そして観念的なシンプリシティと技術者視点での知性ある形態学的合成をアプローチとしている。
カースティ・ヴァン・ノート(Kirstie van Noort / オランダ)
1986年オランダ生まれ。Design Academy Eindhovenを2011年に卒業後、Studio Kirstie van Noortを設立。
アイントホーヘンを拠点に活動。土、釉薬についてその都度さまざまなリサーチを行い、陶磁器についての知識と経験を積みながら、セラミック陶器のプロダクトを中心にさまざまなプロジェクトを展開している。
藤城 成貴(Shigeki Fujishiro / 日本)
1974年東京生まれ。2005年にshigeki fujishiro designを設立。
インテリアプロダクト、展示インスタレーションなど幅広く活動し、株式会社サイトーウッドのディレクションを手がけるなど、ブランドのディレクションも行う。インテリアプロダクト、家具を中心に、アイデアや機能を伝えるためのごくシンプルでスマート、普遍性を持ったデザインを手がけている。
クーン・カプート(Kueng Caputo / スイス)
サラ・クーン(1981年スイス)とロヴィス・カプート(1979年スイス)は、2005年にスイスにデザインスタジオを設立。
多数の代表的な学校、企業などの公共スペースのデザイン、他にオブジェ、家具、インスタレーションなどを手がける。
彼女たちのアプローチは、控えめであり即興性があるという芸術性の高いコンセプチャルな方法がとられている。
ビッグ・ゲーム(BIG-GAME / スイス)
グレゴワール・ジャモノ(1978年スイス)、エルリック・プティ(1978年ベルギー)、オーギュスタン・スコット・ドゥ・マルタンヴィル(1980年フランス)の3名により2004年にBIG-GAME を設立。
モットーは“混沌から進歩が生まれた”とするように、彼らのデザインには既成概念にとらわれない、さまざまなライフスタイルが調和されている。
ポーリーン・デルトゥア(Pauline Deltour / フランス)
1983年フランス生まれ。インテリアプロダクトを中心に、テーブルウエア、バッグ、ステーショナリー、アクセサリーなど手がける。デザインアプローチは、制約の中で、与えられた素材の可能性を追求し、これまでになかった新しいデザイン言語を創造すると同時に、日常の領域に変換するということに重要性をおくこととしている。
えっ!これが有田焼と思うようなデザインンのものがたくさんあります。お手頃価格のものもあります。真っ赤なおろし器なんかは、インパクトがありますね。